アニメの感想

・学戦都市アスタリスク(2クール目) 王道学園バトルトーナメントアニメ。 本作は原作を読んでいないためそれほど多く語れないが、アニメを見る限りストーリーの本番はトーナメント後にあるように思います。 そのための伏線も残しているが、果たして3クール…

80年代バブルの幻影

今やオッサンやオバちゃんになってしまった人にしかわからないシリーズ。 柴田恭兵が突然踊って走ったり、舘ひろしが過酷なアクションシーンを見せたり、80年代のバブリーな雰囲気をあますところなく伝えてきます。しかしこの作品は改めて見ると刑事としてむ…

久しぶりに日本のコメディドラマを見て笑いました。

以前ニコニコ生放送でぶっ続け放送があったのは知っていませんでしたが、ほとんど見ていなかったのでストーリーを全く知りませんでした。 ドラクエネタはスクエニが公式で提供していても、他局のドラマ・アニメネタもふんだんに取り入れていてびっくり。 こ…

最近一日一映画か、ドラマを自分に課して見ています。

アマゾンの手先ではないですが、アマゾンプライムってすごいですね。 年3900円で見放題を月に換算すると325円ですからそのすごさがわかります。 日本の企業でこういうサービスができそうなのはDMMぐらいでしょうか?いや無理か。

おひさしぶりです。

また何か駄文を綴っていきたいのでよろしくお願い致します。最近思っているのはもう老人の政治家たちは若者、いいかえれば年金などの社会保障や税を担う人たちをみていないことです。日本人は「ゆでガエル」になるか http://agora-web.jp/archives/2018246.h…

「異説 現象としての空気の構造」・補考1

ご無沙汰しております。どうにも体調がすぐれず、色んな本をパラパラと読んだり、ニコニコ動画を見る生活を送っておりました・・・。サルトルやチョムスキー、社会思想家の入門書を読みつつ、中でも廣松渉の「世界の共同主観的存在構造」をナナメ読みしてい…

昨日の記事に関して頂いたコメントとその応答

昨日アップした記事についてニコニコのブロマガでコメントを頂き、それについて応答しました。 転載許可を頂いたので本ブログでもアップしますが、正直気力が尽きたのでしばらくこの問題に立ち入りません。 ですので、これ以上のコメントを頂いても返答しま…

「異説 現象としての空気の構造」

「異説 現象としての空気の構造」今回は「空気」というものを日本的特別性を帯びたものというのではなく、集団的意識・無意識が成り立ち、それが「空気」として存在できる可能性について述べていきます。つまり「空気」というものはある程度普遍性を帯びたも…

いやはや驚きです

先日より本ブログのコピーをニコニコのブロマガにアップをはじめましたが、コメントしてくださる人や「「ニート」って言うな」の記事の人気さに驚いています。 この記事は他の記事と比べて10倍以上!も閲覧数があり、自分が眠っていた4年間のうちにこの問題…

「複雑系」とは何か  吉永良正

「複雑系」とは何か 吉永良正「複雑系」とは何か (講談社現代新書)作者: 吉永良正出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/11/20メディア: 新書 クリック: 18回この商品を含むブログ (41件) を見る 今回も以前読んでいながらも書評できなかった本をご紹介いたし…

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学 池田信夫 著

・希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学 池田信夫 著 希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学作者: 池田信夫出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/10/09メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 492回この商品を含むブログ (52件) を見るさて池田信夫氏…

動画・ゲーム機大戦シリーズ

ゲーム機大戦シリーズはゲームのハードがどのように変遷していったかをわかりやすくもコミカルに紹介した動画です。第一次ゲーム機大戦 http://www.nicovideo.jp/watch/sm13492123はじめはMIDORIKAWA氏が投稿していたものの、第6次大戦で動画制作をやめるこ…

「空気の構造」 池田信夫 著

「空気」の構造: 日本人はなぜ決められないのか作者: 池田信夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2013/05/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る少し前に「KY」という言葉が社会現象になるまで流行ったことがありました。これは「空気が読めて…

ニコニコのブロマガでも記事を書き始めました

ニコニコ動画で動画をみていると、しばしば「話題の記事」として広告箇所に流れているのが気になり、ついクリックしてしまうことが何度かありました。そのためせっかくニコ動のプレミアム会員なんだし、このブログのコピーというか相互関連したブログを新し…

再読「現代思想入門」

現代思想入門 グローバル時代の「思想地図」はこうなっている!作者: 藤本一勇,清家竜介,北田暁大,毛利嘉孝,仲正昌樹出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 168回この商品を含むブログ (55件) …

ブログの名前を変更しました

こんにちは、ご無沙汰しております。調子が良くなってはまた悪くなり、自殺を考えたりや錯乱状態になりそうになったりして大変でした。そして薬を再び飲みだしてから調子が良くなってくる自分を感じて、このダメさを表現するには様々な意味での「患者」がふ…

やっぱり艦これの話題

艦これのレベリングが終わらなくて困ります。ラバウル鯖でいまだに4−4と3−3がクリアーができていないのは大型建造で資源が飛んでいくせいだと思います(違う)目標は次のイベントの完遂ですが、このままで大丈夫なんだろうか。。。 ヒトコト艦むす評価・…

お久しぶりに艦これの話題でも

「艦隊これくしょん」やってます(燃え尽きるときもあります)。小学2年生から「大航海時代」をプレイし、その後「提督の決断」シリーズをプレイしている自分からするとゲーム性はそれほど高くないものの、なかなか楽しくやってます。 というか昨日大鳳、今…

いやはやひどい目に会いました

あまりにもお久しぶりすぎて恐怖を感じています。 この1年はさっぱりな年で、大変苦労しました。 通っていた病院が書類送検されているようなトンデモ病院で、飲んでいた薬のせいで体重が1年で20キロ以上肥ったりしました(飲むのをやめると体重増加はな…

人間関係の難しさや雑談など

最近ブログの更新が滞っていてすいません。最近うつ状態が再発したようになり、とにかく調子が悪いです。。。一番の原因は人間関係のトラブルのせいでこのようなことになってしまいましたが、今回はだいたい自分が巻き起こしたせいなので反省しか出来ません…

自由とは何か 「自己責任論」から「理由なき殺人まで」  佐伯啓思

自由という言葉には様々な派生があることを前回お話しました。自由のなかでも特にリバタリアニズムという思想を取り上げて説明し、リバタリアニズムは制限を加えようとするあらゆる存在に対して個人の優先を主張するものでした。しかし本書「自由とは何か」…

自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門  森村進

現代社会では「自由」という概念はあまりにも当たり前のモノだと思われて久しいです。日本語では「自由」という言葉はたいていひとつの意味を思い起こさせますが、西欧の言語で「自由」にはたくさんの派生語が存在します。今回はその中でもリバタリアニズム…

法哲学 Philosophy of Law  レイモンド・ワックス  訳 中山竜一・橋本祐子・松島裕一  解説 中山竜一

法哲学も美術史と同じく以前から興味があったものの忙しい(あるいは寄り道していて;)ので手を付けていなかった分野です。今まで読んできた本の中にも本書で登場する人物がたくさんいて、なるほどこういう流れがあったからこそあそこで登場してきたのだな…

美術史 Art History  ダナ・アーノルド  訳・解説 鈴木杜幾子

これまで美術史にはずっと関心を持っていながらも今まで関連した書物を読まず、たまに絵画の本を図書館から借りてくる(美術本は高すぎる!)ぐらいで放置して来ました。理由はいくつかあるのですがそんなことを言っていてはキリがありません。本書は美術史…

歴史 History  ジョン・H・アーノルド  新広記 訳  福井憲彦 解説

ところで以前より公言していますが、僕の本業というか本来の分野は歴史です。何度か歴史についての本を書評して来ましたが、おおむねアクセス数がよく、中でも「歴史とは何か E.H.カー」がよく読まれているようです。今回はその名もズバリ「歴史」というタイ…

独立国家のつくりかた  坂口恭平   ソーシャル・キャピタル入門  稲葉陽二

さて、今回も2つの本をご紹介していこうと思います。なぜ最近この方法で本を紹介するのかというと、紹介する2つの本がお互いに対立しているか、または補完し合っているかどうかを読むことで1冊の本だけでは見えてこない解釈の多様性があるように感じるか…

嗤う日本の「ナショナリズム」  北田暁大  動物化するポストモダン  東浩紀

今回ブログで取り上げる本は北田暁大氏の「嗤う日本の「ナショナリズム」」と東浩紀氏の「動物化するポストモダン」です。両書とも日本の2000年代に生きる若者・社会・文化を先どった分析をしていて、今から読みなおしてもなるほどと思う箇所が散りばめられ…

2013年1月の読書メーター

読んだ本の数:19冊 読んだページ数:3610ページ ナイス数:76ナイス http://book.akahoshitakuya.com/u/38779/matome?invite_id=38779■心中天網島―マンガ日本の古典〈27〉 (中公文庫) 心中という言葉は現代ではもはや死語に等しいけれど、固定された階級と…

君はまだ本を読むのかい?

こんなことを突然いわれたら、ぼくの人生の70%は否定されてしまいますが、しかし最近とある人にもう本を読むのをやめろと言われました。その人から見ればぼくはもう本を読む必要がない人間に見えるのでしょうが、ぼくとしては本を読むのをやめるつもりがあ…

砂糖の世界史  川北稔

みなさんは甘いお菓子が好きですか?ぼくはあまり好きな方ではありませんが、それでも日常甘いお菓子はよく食べます。ましてや甘いもの大好きな方はトンデモなく召し上がってしまい、思わずカロリーを気にしてしまう人もきっと多いでしょう。しかしこんなに…