スペインとギリシャは失業者だらけ

まずはこちらの記事をお読みください。

ジョン太郎とヴィヴィ子のお金の話様より
2011年07月23日
●スペインの若者の失業率をご存じですか?
http://jovivi.seesaa.net/article/216330358.html

2011年12月04日
●続・スペインの若者の失業率をご存じですか?
http://jovivi.seesaa.net/article/238581248.html

2012年04月08日
●スペインの若者の失業率のなう・・・とギリシャの公務員率が高過ぎだろって話と、ポルトガルは民間企業の年金が財政赤字補てんにまわってますよって話。
http://jovivi.seesaa.net/article/263165090.html


なにがすごいかというと、現在「働く意思と能力があるのに職につけていない人」が、全体でスペイン23.6%、ギリシャ21.0%、25歳以下の若年失業率に至っては、スペインが50.5%でギリシャ50.4%!?若い世代はほとんど働けてないじゃないか!もともとスペイン、ギリシャポルトガルの若年失業率はかなり高くなっていることは知っていましたが、ここまでくるともう笑っちゃうしありません。


ポルトガルは民間の年金基金を国庫に移管してまで財政赤字削減とみせかける・・・。そしてその年金基金の運用先は、価格がめちゃくちゃ下がった自国(ポルトガル)の国債というトンデモぶり。


これは日本の未来の姿なのだろうかとうっすら想像してしまうのですが、どうでしょう。日本の長期国債の年利が急上昇した日には、様々なトンデモ金融・財政政策がまかりとおるのでしょうか。


そして僕のような不安定な位置にいる人間や、お金をもっていない老人たちにしわ寄せがやってくるとすれば、それはだれの責任にすればいいのでしょう。政治家と官僚と公務員にすべての責任を負わせるのは簡単ですが、もうそんなことも言ってられない状況な気がします。


だれが、どの立場にいようとも現状追認という形で自分のすべきこと、したいことをひとつひとつこなしていくことしかできないのが今の日本の苦しい所ではないでしょうか。ほんとパラダイムが一気に変わったらどうなるのだろう。